便利屋の始め方、開業までの流れを解説します
はじめまして。便利屋開業相談所のノブと申します。
便利屋歴10年になります。
個人店から法人店まで便利屋さんが
どんどん開業していく様子を約10年間見てきました。
1年も立たずにいつのまにか閉店しまう便利屋さんや
電話しても電話に出ないやってるのかどうか微妙な便利屋さんもあります。
このページをご覧頂いているあなたは
「便利屋を開業したいけどどんな流れなんだろう?」
「便利屋で起業したいけど何から手を付けたらいいの?」
と考えていると思います。
このページでは、便利屋の始め方、開業までの一連の流れをまとめました。
便利屋さんでも、「個人店かFC店」、「都会の開業か地方の開業」など様々ありますが、
今回は、私が体験しました
「地方での便利屋開業」を軸に解説しました。
あなたの便利屋開業の参考にして頂ければ幸いです。
また、既に開業してしまった方や、創業して間もない方にも、お読み頂ければとお見ます。
【便利屋開業を考えている方へ】開業するまでの流れ
便利屋開業するには、1年以上の準備期間をおすすめしています。
便利屋開業を決断する
当ブログをご覧いただいているあなたは、便利屋を開業したいと検討していたり計画していると思います。
今、あなたはこんなことを悩んでいませんか?
- 便利屋さんじゃなくてハウスクリーニング屋さんの方がいいかな?
- 私1人で便利屋開業できるかな?
- 地方で便利屋開業して本当に依頼あるかな?
- 貯金少ないんだけど生活していけるかな?
- 今の仕事辞めて便利屋始めて家族は賛成してくれるかな?
「お金」「営業」「施工」「家族」など
私が開業前に実際に迷ったり悩んだ内容です。
実際、はじめてみなければ不安は解消されない事も多いですが、
ぜひ、開業準備を始める前に悩んで考えてみて下さい。
その上で便利屋を開業するんだと「決断」して下さい。
家族に報告する
独立開業したいと言ったら、大抵の家族や友人は反対するものです。
奥さん(配偶者さん)に「便利屋を開業したい」と伝えたなら、
成功するか失敗するか分からない起業ではなく、
「安定した会社勤めを続けて欲しい」と言われることでしょう。
国が調査した会社の廃業率ですが
- 1年後 約3割が廃業
- 5年後 約6割が廃業
- 10年後 約7割が廃業
している統計データがあります。
便利屋に限らず大抵の人は
起業したとしても失敗すると思っており反対されやすい訳です。
ある大手便利屋フランチャイズの説明会で、
「家族が反対している場合は加盟してもらう事はできません」
とおっしゃってました。
まず大切なのはあなたが本当に起業したいと伝える事です。
日頃のあなたの姿と便利屋開業のイメージがかけ離れていると、
「今の仕事辞めたいだけなんじゃないの?」
「何も長続きしないのに商売なんて出来るの?」
「思いつきで言ってるんじゃない?」
などと思われる場合もあります。
家族に同意してもらえずに起業するのはしんどいものです。
そのような場合は、また改めて十分に準備をした上で、家族に承認してもらうようにしましょう。
会社に報告する
会社に勤めている場合は、まずは辞めるタイミングを相談しましょう。
あなたが退職するとなると会社は、新しい人材を募集する必要があったり、引き継ぎの問題などもあります。
「便利屋開業するんだ!」と気持ちが盛り上がってしまい、突然会社を退職してしまったりすると、職場の人たちに迷惑が掛かります。
今勤めている会社と開業する便利屋がまったく関係ない場合もあります。
しかし、会社の上司や同僚、取引先の方に便利屋開業してから偶然お会いすることもあります。
どこでどんな繋がりがあるか分からないものです。
また、あなたが便利屋開業することを知り、上司の方が仕事を依頼してくれたり、
お客様を紹介してくれるなど応援してくれるかもしれません。
あなたが人手で困った時、同僚の方が仕事を手伝ってくれるかもしれません。
退職時は不義理や悪い対応をすることなく、良い形で退職するようにしましょう。